今回は海外FXをこれから始めようとしている人や、気になってるという人たちからよく聞かれる
「海外FXって出金拒否あるんでしょ?詐欺じゃない?」
という質問にお答えしていきたいと思います。
海外FX=出金拒否があるというイメージ
海外FXが出金拒否があって、詐欺だというイメージは複数の理由があると私は考えています。
その理由をいくつかお伝えしていきますね!
1.過去に出金拒否業者が多かったことが理由
海外FXに出金拒否があるイメージが付いてしまったのは仕方ないことだな、と私は思っています。
いかんせん、十数年前〜数年前はそういう業者が結構多かったので、出金拒否の話しをよく聞きました。
2014年には金融庁や国民生活センターが海外FXやハイロー系の業者に対する注意喚起まで発表していたほどです。
悪質出金拒否ブローカーの詐欺手口
- ボーナスなどを豪華にしてトレーダーを誘い込む
- 倒産と称して出金申請に応じず持ち逃げ
- もしくは倒産とせずに出金拒否をして資産を持ち逃げ
実際に被害にあった人たちは資産が戻ってくることはありません。
それこそ2014年前後は、このようなことが多く発生していました。
そこで損をした人たちが
( ;´Д`)「海外FXは出金できないからやめたほうがいい!」
と周囲に言うのは、当たり前だと思いませんか?
( ;´Д`)「海外FXは詐欺なんだ!」
このようなイメージが付いて、警戒してしまうのも納得です。
特に、日本人は投資に関しては疑い深く、知識も疎いと言われています。
なので、そういう話しを聞いてしまったら「詐欺だ」「悪いものだ」と判断してしまうのも仕方ありません。
2.国内の業者と共に詐欺を行ってきたことが原因
驚くことに、国内のFX業者と結託して詐欺を行ってきた事実もあります!
国内の業者が「絶対に稼げる自動売買ツール(EA)」を販売し、
海外FX業者に契約させ、入金・取引をさせます。
その後どうなるか?
お分かりですね。
出金拒否どころか、音信不通になるんです。もちろんお金が戻ってくることはありません。
※EA自体は悪くありません。販売などの仕方が悪いということなので注意してくださいね。
悪質国内FX業者と海外FX業者の詐欺手口
- 絶対に稼げる自動売買ツールを販売
- 海外FX業者に口座開設、入金、取引をさせる
- 音信不通や出金拒否、投資失敗の連絡を送り続けるなど
もちろん、資産は戻ってくることはありません。
やはり、2014年〜2016年くらいにこのようなことが多く、
ニュースになったり、注意喚起がされたりしていました。
下記のようなニュースもありました。
英国の証券会社による運用を売りにした外国為替証拠金取引(FX)への投資を巡り、指定口座に入れた現金の引き出しに応じてもらえず、全額を失ったとする申告が31都道府県の約80人から寄せられ、計約8億3000万円に上ることが分かった。
被害者側は投資詐欺として警察に訴えるが、国境の壁もあり海外口座を経由した金の流れの解明は難航しそうだ。
被害者は「運用で確実に利益が出せる」と勧誘され、FXの自動売買ソフトを数万~数十万円で購入、海外口座へ投資金の振り込みを指示される。
その後は出金されず、「運用を失敗した」と説明され、口座残高がゼロになるという。:zakzak by 夕刊フジより引用
このようなことが起きていたので、
海外FX=出金拒否=詐欺のような構図が作られていったと私は考えています。
出金拒否は詐欺なのか
では、出金拒否は詐欺なのでしょうか?出金拒否自体は詐欺ではありません。
例えば、クレジットカードで出金する場合に、有効期限などが過ぎていたら出金拒否になります。
銀行に出金する時に、本人名義ではない場合も出金拒否になります。
これは自分が原因の出金拒否なので、詐欺ではないことはわかりますよね?
出金拒否の原因を解決すれば出金できるようになります。
でも、詐欺の場合もあります。
正当な理由なしに出金拒否を行ったり、出金申請をしたら音信不通になったりと、
明らかにおかしい状況を作り出すような海外FX業者の場合は詐欺と言えます!!
( ;´Д`)「それじゃあ、怖くて海外FXできないよ……」
そう思う方も多いでしょう。
そのためにも、過去に出金拒否があったような海外FX業者を知っておくことや、
信用できる業者を選ぶことが大切になってきます。
過去に出金拒否があって問題になった海外FX業者リスト
皆さんが詐欺に遭わないように、過去に出金拒否などで問題になった海外FX業者のリストを作りました。
参考にしてみてください。
業者名 | 内容 |
---|---|
IronFX | 顧客の資金を未払いとし、中国ではデモが起きたほどの海外FX業者です。 被害総額は20億ドル〜30億ドルで、キプロス証券取引委員会から罰金命令が下されました。 |
FXDD | 度々出金拒否などをしてトレーダーから苦情が多い海外FX業者。 その他にもライセンスルール違反でマルタ金融庁やNFA(全米先物業協会)などから罰金を課せられています。 |
YouTradeFX | 時々出金拒否や出金遅延などがあるようです。 また、以前はライセンスを所持していましたが、今はライセンスがないことも考えると、口座開設をしないほうが安心な海外FX業者と言えそうです。 |
iGaitame | 出金拒否どころか、利益没収などがある海外FX業者。 国家ライセンスも持っていないのでおすすめできません。 |
Instaforex.com | 出金拒否などの苦情が多い海外FX業者。 その他トレーダーが不利になるようなスリッページなどを行っているようです。 |
出金拒否がない海外FX業者もある
ここまで不安にさせることを書いてますが、もちろん出金拒否がない海外FX業者もあります。
特に国家ライセンスなどを取得している海外FX業者や、信託保全を行っている業者が安心です。
ライセンスについては下記のライセンスを持っていると良いでしょう。
ライセンス | 正式名称 | 難易度 | 特徴 |
---|---|---|---|
イギリスFCA | Financial Services Register | 最難関 | ハードル多数。 事業に対する明瞭性が見えることは必須。 少しでも求めるレベルをクリア出来ないとすぐにライセンス取り消しになる。 |
キプロスCySec | Cyprus Securities and Exchange Commission | 最難関- | 信託保全の義務付け。 投資家補償基金(ICF)への加盟とキプロスに本社を置くことも義務付けている。 審査もイギリスのFCAに並んで厳しい。 |
ニュージーランドFMA | Financial Markets Authority | 難関+++ | 2015年規制強化により取得難易度が上がる。 FCAやCySecに比べて取得は難しくないので、新しい海外FX業者に比較的多い。 ※FSPRではないので注意。 |
オーストラリアASIC | Australian Securities and Investments Commission | 難関+++ | 難関のため、しばしばクレームがあるほどの金融局です。 ただ、ASICのライセンスを持っていると日本で営業することができないため、 単一でライセンスを取得していても、日本人は国外でFXをしないといけなくなる。 ※複数ライセンスを持っている必要あり。 ※2017年に協力体制を日本と提携したため、変更の可能性あり。 |
また、信託保全などを行っている海外FX業者も、出金拒否のリスクが非常に少ないです。
出金拒否に遭わないためのFX業者の選び方
- 国家ライセンスを取得している
- できれば複数のライセンスを取得していること
- 信託保全を行っている業者であること
この3つはできるだけ意識して海外FXの業者を選びましょう!
出金拒否にあったとしたら理由がある
もし↑の条件に当てはまって、出金拒否にあったとしたら理由があります。
サポートに問い合わせたり、何が原因なのかを確認したりして出金できるように対応しましょう。
一生懸命増やした資産を出金できないなんて困りますから!
特におすすめなのがXM Trading
( ;´Д`)「じゃあどこの海外FX業者がいいの!?」
( ;´Д`)「もはやどこがいいか分からない」
という方におすすめするのが、私も使ってるXM Tradingという海外FX業者です。
私は一回も出金拒否にあったことがありません。
特徴は888倍のハイレバレッジが可能で、日本語に完全に対応しているところ。
ゼロカットシステムを採用していて追証のリスクがないところです。
XMについてはこちらの記事で紹介しているので、ぜひ読んでみてください。
海外FX業者をしっかり選べば詐欺・出金拒否に遭わなくて済む!
海外FXをするにあたって、詐欺が心配であれば、FX業者をしっかり選ぶことをおすすめします。
出金拒否や詐欺に遭わなくて済みやすくなりますし、資産を運用しやすくもなります!
今回お伝えした選び方を把握して、自分にとって一番良い海外FX業者を選んでくださいね。
あなたの理想の将来に近づく手助けをしてくれる海外FXを使って、
少しずつ夢へ近づいていきましょう!!